出棺

昔は、出棺前に参会者一同が会食する習慣がありました。
これを出立ちの飯、出立ち膳などといいました。
この会食が終わると、夜を待って、遺体を埋葬場や火葬場まで大勢の人たちが列を作って見送る野辺送りが行われました。

現在は、告別式が終わると、棺を霊柩車に乗せる前に、遺族や近親者たちが故人と最後のお別れの対面をします。
そのとき、祭壇に供えられていた生花を、遺体の周りに敷き詰めます。
これを別れ花といいます。
そして、棺の蓋に打ちつける釘打ちの儀式を行います。
釘打ちは喪主から始めて遺族・近親者の順に行い、手にした小石で軽く2回ずつ打ちつけます。
このとき小石を使うのは、金槌などを霊が嫌うためともいわれます。
また小石が三途の川の石を表し、無事渡れるようにとの願いが込められているともいわれます。
出棺は故人と親しかった人たちが担ぎ、霊柩車に足のほうから入れます。
火葬場に向かう車が出るときは、会葬者一同、合掌して見送ります。

ちなみに、江戸時代までは主に土葬でした。
明治以降、土葬が禁止されて現在は火葬となっています。


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