奈良時代ごろから長寿を祝う風習はあり、室町時代には定着しました。
「人生50年」とはいったものの、昔は短命でした。
平均寿命40歳くらいだったので、40歳になると一族が集まって祝宴を開き、その後も10年ごとに年祝いをしたといいます。
江戸時代には、数え年で60歳になると、公私ともに隠居するようになりました。
61歳の還暦の祝いが人生のケジメとなりました。
現在は、満60歳で還暦を迎えますが、昔は数え年で年齢と数えていたので、61歳で還暦ということになりました。
この年齢に達すると一族が集まって「生まれ直すこと」を祝いました。
赤ちゃんの時に来ていたような赤い頭巾とちゃんちゃんこを贈って、無病息災と長寿を祝福したのです。