鏡餅

正月に餅を食べる習わしは、中国で元旦に固い餅を食べる習慣にあやかって、宮中で歯固めの儀式として始まったことに由来します。
もともと餅は、晴れの日に、神様に捧げる神聖な食べ物と考えられ、室町時代以降、正月に年神様に供える目的で、現在のような鏡餅が定着していったといわれます。
鏡餅といわれる理由は、昔の鏡は円形で、人の魂(心臓)を模したことから、丸餅になったといわれます。
大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)をあらわしていて、福徳が重なって縁起がいいと考えられたからともいいます。

大小2つ重ねられた鏡餅は、半紙を敷いた三宝に乗せ、ダイダイ、ユズリハ、昆布などを添えるのが一般的です。
ダイダイは家が代々栄えるといったことから、ユズリハは新しい葉が出てきて初めて古い葉が落ちることから、次世代に家系を譲って絶やさぬという願いを込めています。昆布は、子孫繁栄の願いが込められています。
鏡餅用に、年末になると多くの家で餅つきをしましたが、29日につくのは苦餅、31日につくのは一夜餅といってこの日につくのは嫌いました。
正月中は1月11日の鏡開きまで、家の床の間などに大きな鏡餅を飾り、各部屋に小さな鏡餅を飾るのが一般的です。


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