時候のあいさつ

四季の変化に富んだ日本では、季節に対する感性が磨かれていきました。
季節の移り変わりに敏感で、手紙に四季折々の情景を折り込んだ挨拶で書き始めるのが、習わしとなっています。
しかし、手紙の冒頭で使われる時候の挨拶は、旧暦の月の呼称や24節気に基づいているので、現在の季節感とは多少ズレがあります。
例えば、猛暑の日が続いても8月になれば「晩夏の候」と書くなどです。

また、時候の挨拶で使われている言葉そのものが、現在、使われなくなってきています。
例えば、1月の手紙や年賀状では「頌春」と書くことがあります。
この「頌」は讃えるということで、「頌春」は新春を迎えたことを讃えるという意味です。
3月の時候の挨拶の「啓蟄」(けいちつ)は、冬ごもりしていた虫が、地上に出て活動を始める時期という意味です。
このような挨拶の言葉は現在、手紙以外であまり使われなくなりました。
こうした慣用句にとあわれることなく、現代ならではの季節感を盛り込んでもかまいません。


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